2012年3月 9日

日仏バイリンガルサイト「Bisou Japon」にインタビュー記事が掲載

3月9日、Bisou Japon(ビズ・ジャポン)という日仏バイリンガル情報サイトに下記のような記事が載りました。

パリでワークショップと講演会を行った、萩尾望都さんにインタビュー


日本の漫画、アニメが非常に多く受け入れられているフランスですが、でも萩尾先生のは路線が違うのか、一冊も翻訳が出ていない。その状態を不思議に、歯がゆく思った方々がそれぞれのチャンスをつかんでの今年の萩尾フランス年となったようです。


女子美のワークショップ・講演会については、女子美にはもともとポンピドゥーとの連携がありました。内山教授は2009年萩尾望都原画展のトークショーに登場していただいていて、その後、萩尾先生は客員教授に迎え入れられています。このようなワークショップはすでに女子美で開催されていました。

「フランス国際ブックフェア」は古くからのご友人である編集者の方が萩尾先生を推薦なさったようです(こちらの担当は現在は小学館へ)。震災によって日本への関心が国際的に高くなっており、大勢の作家、漫画家が呼ばれています。大江健三郎か萩尾望都かっていうくらいの大物扱いですが、それだけ責任も重いものであることは想像に難くありません。日仏の作家たちが震災時に感じた様々な想い、突きつけられた事実と未来について、語り合い、発表していく場ともなりそうです。

ジャパン・エキスポ2012は在仏のご友人たちが萩尾作品を紹介したい一心でそれこそ手弁当で作られた企画。

これだけの動きがタイミングよく一つにまとまれば、どこかの出版社を動かせるかもしれない。萩尾作品の翻訳をやってみたいフランス文学あるいはBD関係者、おそらく日本には大勢いらっしゃると思います。企画書を持ち込んでみるとかしてくれないかなぁ。とか思ったりしました。

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