作品目録

ケネスおじさんとふたご

 

初出誌
「別冊少女コミック」1971年9月号(1971.9.1) p229~260(32p)
あらすじ
舞台は西部開拓時代。ブラボーの町の保安官・ケネスのところに、姉の忘れ形見である双子ミシェルとボニーがやってきた。やんちゃだがかわいい二人に保安官や街の人たちはすっかり振り回されてしまう。それでも、学校へ通い、牧場を眺めて、ミシェルとボニーは楽しい日々を過ごす。
双子を押しつけてきた厳格なネーブルおばさんが、二人のやんちゃぶりを手紙で知り、再び引き取るためにブラボーにやって来る。双子はネーブルのところへ戻りたくないし、ケネスも引き渡したくない。そこでミシェルとボニーは大騒動を起こすが...
コメント
「ルルとミミ」に続くふたごです。萩尾先生の作品には多くふたごが登場しますが、その中でももっともマイナーな作品と言えるでしょう。
西部開拓時代という設定は珍しいですが、西部劇→砂漠→SFと連想してしまうのは萩尾先生の影響でしょうか。
収録書籍
萩尾望都作品集 第4巻 セーラ・ヒルの聖夜

萩尾望都作品集 4 セーラ・ヒルの聖夜 小学館 1977.5

ルルとミミ

ルルとミミ 小学館文庫 小学館 2012.9.20

入手しやすい本作品収録の単行本 ルルとミミ

ルルとミミ(小学館文庫) 小学館 2012.9.20

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