
西方の辺境の村にて「アトランティス王国滅亡の原因はこの世の外にある」と知らされた哲学者プラトンは、いまだ一度も感じたことのなかった不思議な緊張と不安を覚えた……プラトン、悉達多、ナザレのイエス、そして阿修羅王は、世界が創世から滅亡へと向かう、万物の流転と悠久の時の流れの中でいかなる役割を果たしたのか?――壮大な時空間を舞台に、この宇宙を統べる「神」を追い求めた日本SFの金字塔。解説=押井守
| 著者 | 光瀬龍 |
| 出版社 | 早川書房 |
| 発行年月 | 2010.4.15 |
| 叢書名 | ハヤカワ文庫JA |
| ISBN | 978-4-15-031000-4 |
| 初出 | 『SFマガジン』1979年10月増刊号 |