2017年1月

『flowers』2017年3月号に「ポーの一族 春の夢」の続きが掲載されました。

フラワーズ2017年3月号2017年1月28日に発売になりました『月刊flowers』3月号に「ポーの一族 春の夢」第2回が掲載されました。

「ポーの一族 春の夢」は、1944年、戦火を逃れてウェールズに来たアランとエドガーが、ドイツ人の少女と出会うところから動き出す物語。新しいキャラクターが登場したり、過去の謎も解き明かされるかもと期待させたり、ワクワクします!

ご覧のように3月号の表紙はエドガーとアラン、更に7月号の表紙イラストである「青いバラ」のイラストと今回の新しいイラストのチケットホルダーが付録についてきました。

「ポーの一族」新エピソードが明日発売のflowersより連続掲載、付録も(コミックナタリー)
萩尾望都『ポーの一族』40年ぶりの続編、連続掲載スタート(オリコン)

2017.01.28 0:55 | 雑誌掲載情報

『本の窓』に作家・中島京子さんとの対談が掲載されました。

本の窓 2017年2月号2017年1月20日発行の小学館PR誌『本の窓』2月号で萩尾望都先生が対談されています。お相手は「小さいおうち」などの作家・中島京子さんです。連載対談 中島京子の「扉をあけたら」の第9回になります。「ポーの一族」を第二次大戦下で描くのは、やはり現代日本の世相に対する危機感がありました。 

対談の内容は「BOOK PEOPLE」×「本の窓」の連載対談中島京子の「扉をあけたら」にもアップされています。

『本の窓』は書店においてあることはあるのですが、大型書店だけ。でも書店での取り寄せはできます。ネットでは定期購読とバックナンバーのみ。
定期購読:今からだと3月号からになってしまいます。
バックナンバー:2月号は多分1ヶ月後に購入できるのではないかと思います。 

2017.01.20 0:15 | インタビュー・対談

萩尾望都先生が2016年度の朝日賞を受賞されることが発表されました。

朝日賞 正賞ブロンズ像2017年1月1日、萩尾望都先生が2016年度の朝日賞を受賞されることが発表されました。受賞理由は「漫画表現の革新と長年にわたる創作活動」です。萩尾先生、並びに長年萩尾先生を支えられたスタッフの皆さま、おめでとうございます。

朝日賞、3氏1団体(朝日新聞1面)
朝日賞のみなさん(30面)

朝日賞は朝日新聞社が主催する賞で、学術、芸術などの分野で傑出した業績をあげ、わが国の文化、社会の発展、向上に多大の貢献をされた個人または団体に贈られるものです。昭和4年に制定されて以来、昭和20年の一度だけ中止されましたが、ずっと続いている賞です。年に4~5人選出され、正賞のブロンズ像と副賞500万円が贈られます。

漫画家としては1987年の手塚治虫先生、2008年の水木しげる先生に続き、3人目です。文化人、芸術家に授与される民間の賞としては、日本では最大級のものです。

朝日賞(朝日新聞社)

例年1月1日に発表され、1月末頃に帝国ホテルで贈呈式と祝賀パーティーが開かれます。今年は1月30日です。萩尾先生はお着物でおいでになるのでしょうか?楽しみです。

2017.01.01 5:01 | 受賞