2011年7月 1日

平凡社『こころ』で連載コラム開始


こころ
2011年6月18日に平凡社から創刊された文芸誌(隔月刊)『こころ』にて萩尾先生の連載コラムが始まりました。「本のいろあい」というタイトルで、おそらく本を紹介するコラムになりそうです。1年間、6回の予定だそうです。

第1回はフックスの「完訳 風俗の歴史」を取り上げられています。この本は「ポーの一族」を描く際に時代考証に参考にされた、と以前からおっしゃられていた本で、ファンにはなじみ深いものです。非常に古い本で、光文社から1953年~59年に全10巻で刊行されていて、1972年に角川書店から全9巻で再度出ています。萩尾先生はこちらをお持ちだと思います。
更に1989年に角川文庫リバイバルとして復刻され、多くのファンがこちらを手にしました。当時文庫でも高かったです。


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エッセイ